GIC
文字の大きさ
  • 標準
  • 拡大

よくあるご質問

Q&A

外反母趾Q&A
◆ コンフォートシューズを履き出したら膝が痛くなった

一口に「コンフォートシューズ」と言ってもそう呼ばれるものが巷にはいろいろありますが、基本的に専門医の処方が必要な整形靴や矯正靴なども法的に整備されていない日本では一般の靴と混じってわりと気軽に売られている場合もあります。整形靴や矯正靴、などは刺激が強すぎて長時間の使用は危険な場合もりますので、使用される場合は信頼の出来るお店の人によく相談し定期的にチェックしれもらう事をお勧めします。

◆ 外反母趾は遺伝するの?

遺伝的要素も多少あると思いますが、それ以上に生活習慣、環境因子的なものが強いのではないでしょうか。例えば、両親が外反母趾でも裸足で砂の上を歩く機会の多い浜で生まれ育った子供たちには全くその兆候が見られないという事もあります。

◆ 新しいシューズで運動をしたら急に踵(かかと)が痛くなった

足底筋が炎症を起こしているかもしれません(足底腱膜炎)。インソールのアーチが適切でない場合に足底筋(足の裏の踵から指の付け根に伸びる筋肉などの集合体)がインソールのアーチの圧力により過度に伸張して炎症を起こす場合があります。その場合はインソールのアーチを低くする事でわりと早期に痛みは終息する事もあります。
長引く場合は、室内でもそれなりの靴やサンダルを着用したり、鎮痛・消炎などの処置が必要になります。専門医に相談する事もお勧めします。

◆ 踝(くるぶし)がぶつかる

踝のぶつかりが気になるのは特別な病気とかでなければ足が痩せている場合が多いです。踵の肉が薄くなると当然、踵の位置も下がります。ほとんどの既製靴は一般的な足の形に合わせて作られているので、踝(くるぶし)があたらない靴を探すのは困難な場合もあります。厚手のソックスを履いたり中敷きで踝(くるぶし)の位置を上げるなどの方法もあります。

◆ 店で履いてみた時は良かったのだけど・・・・

市場に出回る多くの靴は店でちょっと履いてみた時に出来るだけ心地良く感じるよう必要以上に軟らかく作られています。
ソールやアッパーが軟すぎる靴は実際に歩いた時に十分に体を支える事が出来ません。靴を買う時は可能な限り試し履きしてみると良いでしょう。

◆ いつもと同じサイズの靴を買ったのだけど、合わない

靴のサイズ表示はあくまでも目安と考えましょう。日本製の靴のサイズは多くの場合「足長」と「足囲」の2つで表示されます。しかし、28個の骨で構成される複雑な足、たった2つの表示で表せるものではありません。さらにメーカーによって表示の仕方が異なる場合もあります。実際に履いて確かめましょう。

◆ 靴の底がすぐ減ってしまう

足を引きずってはいないでしょうか?
歩幅は身長の40%くらいが目安。足で掴むように地面をしっかり感じて歩けば靴の底は減り難くなります。底の減りに限らず靴の傷みと身体の痛みは比例すると言ってもよいでしょう。無理をせず少しずつ正しい歩き方を身につけると良いでしょう。

◆ 普段はどんな靴を履けばよいの?

当然の事ですが足に良くフィットしていて出来るだけストレスを感じさせない靴。一番長い時間履く靴ですから出来るだけ良いものを選びたいですね。靴文化の低い日本では旅行などの歩く時間が長い時にもドレスシューズを履いている人をよく見かけますが、ドレスシューズと歩く事をよく考えてデザインされた靴を比較すると歩き易さなどは堂価格帯のものでうっかりすると数十倍の差が出ます。単純に考えれば、旅行の楽しさ、歩く楽しさにも数十倍の差が出るということにもなります。
用途に合わせて正しい靴を選べば靴も身体も耐久性がぐんとまし、経済的にも健康的にも良いです。